gracious! now on sale!!







gracious


1 piano
2 gut guitar
3 folk guitar
4 organ
5 accordion
6 piano two
7 piano tres
8 a little funk
9 song

(上のトラックリストより、 graciousをご試聴ください!)




gracious story


「graciousとまちがい」というお話をおききください。


graciousというのは、上の写真にうつっている、
愛らしいジャケットに身を包んだ、ぼくたちのCDのことです。


ちょっと長くなりそうなので、
上のトラックリストをクリックして、
この音楽をききながら読んでもらえたら、
しばらくの間、この物語を気楽にたのしんでもらえると思います。
どうぞ、お好きなトラックをクリックしてください。


それでは、gracious story、はじまりはじまり。


2006年11月。
かれこれ4年も前に、ぼくたちはこの音楽をつくりました。


ぼくたちというのは、ぼく、ogurusu norihideと、
その友人であり、ぼくのライブを幾度となくオーガナイズしてくれているmotoこと、 前原本光(cafe the eel)のことです。


そして、graciousというのは、その二人でつくったCDのタイトルであり、 この二人のユニットネームでもあります。
graciousはグラシアスと読み、スペイン語で「ありがとう」を意味するgraciasと 同じ読み方と意味ですが、つづりが違います。
違うというか、まちがえています。
まちがえているというか、このつづりが好きなんです。


2006年11月のある日、
ぼくとmotoさんは、ぼくの家のスタジオで、
二人ではじめてとなる共同作業にとりかかりました。
というのも、共通の友人であるファッションデザイナー、
chika yamamotoのエキシビジョンのための音楽と、
子供たちとのワークショップのドキュメント映像のサウンドトラックを 依頼されたからです。


ファッションのエキシビジョンのための音楽としても成立し、
子供たちの映像のサウンドトラックとしても機能するような音楽、
をつくるべく、ふたりは1時間ほどいろいろな楽器や機材をいじりながら、 模索していました。


そして、奇跡の瞬間はやってきました。
突然、いまからできあがる音楽のヴィジョンが鮮明にうかんで、
そのとおりに手をうごかして楽器を演奏して、
同時に録音していきました。
あまりにもアイデアのひらめくスピードがはやくて、 コンピュータでの編集作業のスピードがもどかしかったのをおぼえています。
また、主な楽器の演奏はぼくが担当して、
録音とその演奏のOKかNGを判断するのがmotoさんという大まかな役割分担をしていて、 よっぽどのミストーンがないかぎり、
基本的にすべての楽器が1テイクでかさねてあります。
普段、ひとりで録音しているときには考えられないことでしたが、
motoさんのジャッジとあふれてくるつぎのアイデアのために、
そうする他なかったのです。


結局、その日、たった一日でまったくのゼロから、
一枚のミニアルバムが感性しました。


できあがってしばらくたっても、
あの一日の出来事がなんだったのか、
なにかのまちがいだったんじゃないかと、
半信半疑の感覚がつきまとっていました。
それでも、聴いてくれたchika yamamotoや、
まわりの人たちはたいそう気に入ってくれて、
その年の12月に浜松ennで行われた、
彼女のエキシビジョン"herring bone"で、
会場のBGMとして流され、
会期中のみCDーRを販売したところ、
すぐに完売してしまいました。


そして、エキシビジョンが終わるころには、
もっとたくさんの人に、この魔法のような音楽をきいてもらおうと、
本格的にCDをプレスすることになりました。


chika yamamotoによるハンドメイドのオリジナルフェルトジャケットに、 CDと、タイプライターでつくったトラックリスト。
シンプルだけど個性的なこのCDをぼくたちは、交流のある 全国のカフェやショップのひとたちにおねがいして、 お店においてもらうことにしました。


きょうまで、プロモーションらしいことは何もしてこなかったけど、
すでに700枚以上のセールスを記録しています。
そして僕自身、この4年間で何度きいても、どこできいても、
飽きることのない素晴らしい音楽だと今は誇りをもっています。


つづりといい、
レコーディングといい、
CDのジャケットをハンドメイドといい、
プロモーションをしてこなかったことといい、
きょうまでこのホームページで紹介してこなかったことといい、
一般的に「まちがい」とされることを全部やってみました、
というのが、このgraciousです。


ホームページではやく紹介しないとな、
とつねにあたまのすみっこを占拠していた感情が、
この物語を書き終わろうとしているいま、
すーっと溶けていってるような心地よさです。


ホームページでの紹介が遅くなったお詫びに、
ひとつゲームを考えました。


このgracious storyには一カ所、
変換ミスという素敵な「まちがい」が存在します。
その箇所をgraciousご注文メールに書いておくっていただくと、
送料無料でお届けします。


では、ここまで読んでくださって、試聴もしていただいて、
どうもありがとうございました。
graciousを気に入ってくれたあなたへ、
詳しいオーダー方法は以下の通りです。
ご注文おまちしてます!!


gracious (self released CD) 1500yen(incl tax)

オーダー方法

order


 上のorderをクリックしてください。メールの画面が開きます。

2件名を”オーダー!”としてください。

3 本文にお客さまのお名前、ご住所と、graciousの枚数と、ジャケットの色を紺か白をご指定ください(中身は同じです)、メッセージ(もし、あれば)をご記入の上、送信ください。

このメールに、gracious storyの中に隠されている変換ミスの箇所をお答えいただくと、 送料無料になります。
通常料金は200円になります。

また、graciousと他のCD、Tシャツをあわせてオーダーいただいても、 合計2アイテム以上のオーダーも送料無料となります。


4 すぐに返信メールを送信します、ご注文内容をご確認ください

5 CD到着後、同封の払い込み用紙で1週間以内に代金をお振込下さい。


それでは、ご注文おまちしています。