大変長らくおまたせしました、北米ツアーレビュー第２弾です！
もう、帰ってきてから、３ヶ月が過ぎ、季節も夏が過ぎ、秋が過ぎ、 ちょうど冬がやってきたところで、この北米ツアーレビューも最終回です。

今回は６週間に渡ったツアーの４週目からはじまります。
サンフランシスコでのライブを終えてから数日は、
近郊のバークレー、サクラメントでのライブだったので、
そのままサンフランシスコでの滞在先からそのつど、
目的地までいって、戻ってくるという、このツアーの 中で唯一、ゆったりとしたスケジュールになっていました。
それから、その週の後半は、西海岸を北上して、 ポートランド、カナダ国境を超えて、バンクーバー、またアメリカに もどって、シアトル。
この辺りの夏はとても過ごしやすく、気持ち良かったです。

ポートランドのライブ会場。

あとは、もうニューヨークに向けて、どんどん東に向かって
ライブを重ねて行くだけという５週目はシアトルを出て、
モスコウ、ミズーリ、ミネアポリス、と。
ミネアポリスからシンシナティに向かう途中に、
バドランドというインディアンの聖地だと彼等がいっていた、 国立公園でこのツアー３回目となるキャンプを張りました。
ツアー途中に、格安の寝袋をゲットしたりして、 僕としては、アメリカの国立公園でのキャンプというのは、 その時点では、かなり楽しみになっていた恒例行事でした。
朝、起きると、それぞれのテントから親子連れが ぞろぞろと顔を洗いに、キャンプ場のまん中にある 水道まで眠たい目をこすりながら、ゆっくり歩いていて、 父親の後をぴったりとくっついて、子供達が 歩いている姿が何故か感動的でした。

それから、シンシナティ、ルイスヴィル、セントルイス、シカゴと ライブをしてきました。
この頃になると、ライブに関しては、去年いったヨーロッパも含めて、 どこで、いつライブをやろうと、基本的に一緒だなあと感じていました。
いったことのない所や、経験したことのないことを 自分の中で勝手に大きくつくりあげてしまっているだけで。
まあ、こういうことも日本から離れてみて気付いた事なので、 やっぱり来て良かったなとつくづく思いました。 忘れないようにしないとな、とも。

アメリカの街角１。



アメリカの街角２。



バドランド公園。

いよいよ、最後の６週目、シカゴを発ち、デトロイト、アクロン、ピッツバーグ、 トロント、モントリオール、ボストン。
ピッツバーグで食べた、久しぶりの米に日本から持っていったふりかけを かけて食べた晩ご飯、モントリオールでラッパ飲みしたワインは、 本当に美味しかった！
最終日のボストンでは、集中力が最高に高まって、 良いライブが出来たなあと思います。
こうして、２万キロにわたる長い長い長いツアーがようやく終わりました。